診療案内詳細 – いとう歯科医院

Service

虫歯や歯周病は、早期発見・早期治療ができれば歯や歯周組織へ与えるダメージを抑えられます。しかし、自覚症状が少ない初期に患者さま自身で気が付くことは困難です。そこで大切なのが、歯科医院での予防診療です。

予防診療の目的は、お口の中を健康な状態に保つことで、少しでも多くの歯を将来へ向けて残すことです。予防診療の中心である定期健診では、歯科医師や歯科衛生士がお口のチェックをするのに加え、時にはレントゲン撮影によって目視できない部分の確認も行います。

さらに、患者さまのセルフケアでは取り除けていない歯垢や歯石をクリーニングして、虫歯や歯周病の予防と、一度治療をした部分の再発防止を目指します。

セルフケアを効率的にするため、ブラッシングや清掃補助ツールの使い方や選び方のアドバイスも行っています。自分に合った洗口剤や歯磨き粉、歯ブラシや歯間ブラシなどを知り、有効的に使っていただければ幸いです

当院では、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの3種類をご提供しています。シェードガイド（色見本）を見ながらゴール地点を話し合い、しっかりとお口のクリーニングをした上で処置を開始いたします。

オフィスホワイトニングは、高濃度の薬剤を用いるため、少ない回数で結果が出したい方に選ばれています。

ホームホワイトニングは、歯科医院で指導を受けた患者さまが、ご自宅などで取り組む方法です。濃度の低い薬剤を用いるため日数がかかりますが、その分色戻りしにくいというメリットがあります。当院では、マウスピースを作製せずにホワイトニングが始められるキットを提供しております。

なお、なるべく早くホワイトニングの結果を出し、その状態を長期的に維持したい方は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせるデュアルホワイトニングも可能です。ライフスタイルやご予定に合わせてご選択ください。

インプラントは顎の骨に人工物を入れる外科的な手術が必要なため、感染症に配慮した清潔な環境であることが重要です。手術の際には院内に他の患者さまがいない空間を作り、高圧蒸気滅菌器で滅菌処理された器具を使用しています。

インプラント手術の前には歯科用CTを用いて、顎の骨の厚みや密度が足りているかを調べます。入念な検査・診断を経て、患者さまそれぞれにあった治療計画を組み立てていきます。

また、インプラントを複数本埋入する場合、指定の場所・角度に人工歯根を入れるサージカルガイドを作ることもできます。せっかく時間や費用をかけて入れるインプラントだからこそ、しっかりと噛めてお口全体の機能の維持につながるようにしたいというのが、当院の考えです。

当院では、保険診療で患者さまに合った入れ歯を作る努力をしています。最初の型取りの段階から作製後の調節まで、一つひとつのポイントを抑えることで、保険適用の範囲内でもしっかりとした入れ歯が作れると考えています。

お口の中は変化するため、最初は合っていた入れ歯も段々と使いにくくなっていきます。だからこそ小まめに歯科医院で調整して、その時どきのお口に合った状態にする必要があるのです。

当院では、患者さまのお悩みに合わせて、保険適用の範囲内での柔軟な対応を心がけています。せっかく作った入れ歯を快適に使い続けられるように、少しでも違和感があればご相談ください。

なお、患者さまからご希望をいただいた場合、自由診療の金属床義歯やノンクラスプデンチャーの提供も可能です。外から見て目立たない入れ歯がほしい、食べ物の温度を感じられるようになりたいなど、保険診療では難しい領域を目指せるのが、自由診療の入れ歯を選ぶメリットです。

歯周病は口内細菌によって歯肉に炎症が起こり、歯槽骨が溶けて歯が支えられなくなる病気です。さらに、歯周病菌が血管を通って体内を回り、糖尿病などの全身疾患に悪影響を与えるという、危険な側面もあります。

歯周病でダメージを負った歯茎や溶けてしまった歯槽骨は、もとの健康状態へ戻すことが難しいからこそ、普段の予防が重要です。当院では初期から中期の歯周病の予防・治療から、重症化した際の外科的な治療、溶けてしまった歯槽骨の再生療法まで対応しています。

歯周病の治療において重要なのは、歯肉炎を鎮静させるために、口内の細菌数を減らすことです。当クリニックでは歯周病治療の基本であるお口のクリーニングとブラッシング指導に加え、炭酸ガスレーザーを用いて歯肉炎の改善を行っています。

また、口内ケアが十分でないと、治療後も歯周病は再発します。患者さまのお口の状態やライフスタイルに合わせて定期的にメンテナンスを受け、天然歯を残すことを目指しましょう。